博士たちの中のキリスト

博士たちの中のキリスト


作品情報

制作年
1609
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
78.2 × 104.6 cm

ストーリー

このカンヴァスの最初の持ち主は、おそらくローマ駐在のスペイン大使の秘書フアン・デ・レスカーノである。1631年に遺言をしたためたとき、彼はボルジャンニの絵を12点持っており、そのうち2点はまさにこの主題だった。大使本人も画家の注文主の一人だった。物語はルカによる福音書に出てくる。12歳のイエスはエルサレムの神殿に残り、その受け答えで学者たちを驚かせる。ボルジャンニは光に照らされた少年の周りに老人たちをぎっしりと寄せ、神殿は柱一本で示すだけにとどめ、いちばん丁寧な筆は中央の手に注いで、背景は粗く残している。1609年ごろの作で、カラヴァッジョの光の扱いがローマに根づいていた時期にあたる。アムステルダム国立美術館によれば、この種の絵はローマを訪れたオランダの画家たちに深い印象を残した。ブロエレ慈善財団からの貸与で、美術館に掛けられている。

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