キリストと聖母の出会い

キリストと聖母の出会い


作品情報

技法
紙にグリザイユ(油彩単色画)、厚紙に貼付
寸法
26 × 19.5 cm

ストーリー

ゴルゴタへ向かう道でイエスが母に出会う場面は、四つの福音書のどこにも書かれていません。のちの信心の中から生まれ、十字架の道行きの第四留となりました。この小さな下絵は、そうした連作のために、紙に油彩で灰色の濃淡だけを使って描かれています。十字架の重みに身をかがめ、よろめきながら進むキリスト。そのすぐそば、画面の端では、一人の女性が彼に向かって両手を上げています。上のほうでは誰かが白い布を持った腕を振り上げ、足もとには小さな犬が駆け抜けていきます。ベルヴェデーレには同じ大きさの対作品も所蔵されています。美術館は二点をフランツ・ヨーゼフ・シュピーグラーの名で登録し、1780年頃の作としていますが、シュピーグラーは1757年に没しています。かつては大フランツ・ジグリストに帰属されていました。

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