
Joaquín Sorolla · PD
ソファに座るクロティルデ
作品情報
ストーリー
1910年、ホアキン・ソローリャは名声の頂点にいた。前年にニューヨークのヒスパニック協会で開かれた個展は大きな反響を呼び、多くの作品が売れていた。その充実した時期に描かれたのが、妻クロチルダ・ガルシア・デル・カスティーリョを写したこの肖像である。彼女は若い頃から画家のモデルを務めてきた人だった。ソローリャは、社交界の肖像で知られる画家ジョン・シンガー・サージェントと親交があり、その洗練された世界がここにも感じられる。ソファにゆったりと腰かけた姿、明るい衣、布の上を滑る光。この絵はいま、マドリードにあるソローリャの旧邸に掛けられている。のちに未亡人が国に寄贈し、美術館となった住まいである。




