磔刑

磔刑


作品情報

制作年
1430
技法
針葉樹材(軟木)パネルに絵画、オリジナルの額縁付き
寸法
75.6 × 52.2 cm

ストーリー

二人の盗賊の上では、いままさに魂が連れ去られようとしています。一方の魂は天使が白い布に包んで持ち上げ、もう一方の盗賊の口からは小さな黒い悪魔が魂を引きずり出しています。二人の脚は縄で十字架に縛られ、すでに血にまみれています。その間にキリストが掛けられ、十字架の足もとでは一人の男が長い棒の先の海綿を差し上げています。青い衣のマリアは力尽きて女たちの腕に崩れ落ち、ヨハネは両手を組んで立っています。向かい側では、赤と金の錦をまとった男が上を指さしています。おそらく、福音書でキリストを神の子と呼んだ百人隊長でしょう。この板絵は1430年頃の翼祭壇画の一部で、いまも制作当時の額縁に収まっています。1932年、ウィーンの個人コレクションからウィーン美術史美術館に入りました。

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