プシュケーに戴冠されるクピド

Jean-Baptiste Greuze · PD

プシュケーに戴冠されるクピド


作品情報

制作年
1787
技法
油彩
種類
絵画
寸法
147 × 180 cm

ストーリー

グルーズは村の暮らしを描いた情のこもった場面で名を成したが、つねに歴史画家として認められたいと願っていた。旧来の学院的序列の頂点である。その本気の試みは、1769年に発表した厳めしいローマ主題だったが、あまりに冷ややかに迎えられ、以後何年も古典主題から遠ざかった。この画布は1780年代の終わりごろ、彼が再び挑んだもので、題材はクピドとプシュケの神話である。プシュケが少年の愛の神に冠を授け、その背後に慎みの姿がかがみ込む。だが彼はこれをついに仕上げなかった。なめらかな古典的な肉体や、三脚の香炉から立ちのぼる香煙にはその野心が見てとれ、一方で薄く未解決のまま残された部分には、その苦闘もうかがえる。

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