階段を上る踊り子たち

Sailko · CC-BY-3.0

階段を上る踊り子たち


作品情報

アーティスト
エドガー・ドガ
制作年
1886
技法
油彩
種類
絵画
寸法
39 × 89.5 cm

ストーリー

1911年4月、銀行家で収集家のイザック・ド・カモンド伯爵が亡くなり、コレクションをルーヴル美術館に遺贈した。この絵もそのなかに含まれていた。ところがルーヴルには、没後十年に満たない画家の作品は受け入れないという慣例があり、ドガは76歳でまだ存命だった。それでも美術館は、コレクションをまとめて展示するという伯爵の条件ごと遺贈を受け入れ、その名を冠した展示室が1914年6月に開かれた。絵は1886年から1890年の間に描かれた横長の作品である。下の隅では踊り子たちが階段をのぼってきて、頭と肩だけがのぞいている。上まで来たひとりは戸口越しに稽古場を見やり、そこでは白っぽいチュチュの踊り子たちが待っている。残りの大部分はがらんとした壁だ。伯爵の前には、パリの宝飾商アンリ・ヴェヴェールがこの絵を所有していた。

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