
Dante Gabriel Rossetti · PD
ダンテの夢
作品情報
ストーリー
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティは、詩人ダンテにちなんで名づけられました。父はダンテ研究者で、亡命者としてロンドンに暮らし、息子は『新生』に親しんで育ちました。ベアトリーチェへの愛と、彼女の早すぎる死を綴った書物です。この大きな絵は、その一場面を描いています。夢の中で、翼を持つ「愛」の姿に導かれたダンテが、ベアトリーチェの臨終の床へと歩み寄り、二人の女性がその上に布を掛けようとしています。1871年にこの絵を仕上げたとき、ロセッティ自身の妻エリザベス・シダルは、すでに十年近く前に世を去っていました。ベアトリーチェの顔には、彼女の面影が宿っています。この板絵はのちにリヴァプールへ渡り、ウォーカー美術館に収められました。




