スペインへ出航するカルロス・デ・ボルボン、港内から見た眺め

スペインへ出航するカルロス・デ・ボルボン、港内から見た眺め


作品情報

アーティスト
アントニオ・ジョリ
制作年
1759
技法
カンヴァスに油彩
寸法
128 × 205 cm

ストーリー

この日、ナポリには八歳の王が残されました。1759年10月6日、25年にわたってナポリを治めたカルロ・ディ・ボルボーネは、マドリードで異母兄フェルナンド六世が世継ぎのないまま亡くなったため、スペイン王カルロス三世となるべく船出します。跡を継いだのは三男で、まだ子どもだったため摂政会議が置かれ、その中心にいたのが宰相タヌッチ侯爵でした。絵の手前、岸壁にひしめく馬車のなかにその姿が描き込まれていると美術館は伝えています。湾には旗で飾った艦隊が停泊し、左手では防波堤の灯台の向こうでヴェスヴィオが煙を上げています。ジョリは同じ日を海の上からも描いており、二枚は同じ寸法の対をなします。

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