
Cosimo Rosselli · PD
シナイ山からの下山
作品情報
ストーリー
1481年、教皇シクストゥス4世は新しい礼拝堂の壁を飾るため、ボッティチェリやギルランダイオら当代の名手をフィレンツェから呼び寄せた。のちにミケランジェロの天井画で覆われることになる、そのシスティーナ礼拝堂の下段の物語だ。コジモ・ロッセッリが担ったのは、モーセがシナイ山から律法を携えて下る場面。ヴァザーリは、腕で劣るロッセッリが教皇の好みに合わせて金と群青をふんだんに使い、まんまと最も気に入られたと伝える。山上の雷雲から麓の群衆まで、金泥の輝きがいまも画面のあちこちに残っている。
