マクベス夫人を演じるエレン・テリー

John Singer Sargent, Ellen Terry as Lady Macbeth, 1889. Wikimedia Commons. · PD

マクベス夫人を演じるエレン・テリー


作品情報

所蔵
テート
制作年
1889
技法
油彩
種類
絵画
寸法
221 × 114.3 cm

ストーリー

1888年12月29日、エレン・テリーはロンドンのライシアム劇場で初めてマクベス夫人を演じた。俳優で座長のヘンリー・アーヴィングが手がけた舞台である。その夜いちばんの評判は衣裳だった。緑の絹に千を超える玉虫の翅を縫いつけてあり、ガス灯の下で青緑にきらめいた。サージェントはそれを見て、ほとんどすぐにこの肖像に取りかかった。テリーは両手で王冠を頭上高く掲げているが、この所作はシェイクスピアの戯曲のどこにも出てこない。赤い髪が緑の衣に落ちかかる。アーヴィングはこの絵をたいそう気に入り、公演のあと客をもてなす部屋に掛けていた。

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