
August Macke · PD
珊瑚のネックレスをつけた女性のヌード
作品情報
ストーリー
1910年2月、アウグスト・マッケはミュンヘンに出て、タンハウザー画廊のアンリ・マティス展を見た。ドイツで開かれたマティス展としてはごく初期のものである。マッケは23歳だった。とくに頭に残ったのは1904年のサン=トロペのテラスを描いた一点で、そこから色の扱い方が変わっていく。
当時の住まいはミュンヘンの南、テーゲルン湖畔の借家だった。1909年11月から1910年11月までの12か月で、200点近い作品ができている。珊瑚のネックレスをつけたこの裸婦もその一点である。絵はのちにハノーファーの収集家ベルンハルト・シュプレンゲルの手に渡った。彼が1969年に近代美術のコレクションを市へ譲ったことから、いまこの絵を所蔵する美術館が生まれている。




