
Edvard Munch · PD
サンヴィーカから
作品情報
ストーリー
縦20センチ、横25センチほどの厚紙に描かれた小さな油彩です。場所はサンドヴィカ、当時クリスチャニアと呼ばれていた今のオスロから、フィヨルド沿いに西へ行ったところです。トウヒとシラカバの木立のあいだに、赤い屋根の黒っぽい木造の家が見え、手前には静かな水面が広がっています。描いたときのムンクはまだ十代で、所蔵先はおよそ1882年の作としています。その所蔵先は、アメリカ中西部ミネソタ州ノースフィールドにあるセント・オラフ・カレッジです。1874年にノルウェーからの移民が創立した学校です。1882年には、2万8000人を超える人々がノルウェーからアメリカへ渡りました。19世紀のうちで最も多い年で、その多くが中西部の農地をめざしました。絵は、卒業生リチャード・テトリーが遺した2000点を超える美術品や家具とともに学校に入りました。テトリーの大おじは、この学校の初代学長でした。




