聖家族

聖家族


作品情報

制作年
1550
技法
油彩・カンヴァス
寸法
90 × 76 cm

ストーリー

1511年ごろ、ラファエロはローマで「ヴェールの聖母」、別名「ロレートの聖母」を描いた。作品は数十年にわたってサンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂に掛けられ、彼の構図のなかでも特に多く模写された。いまシャンティイにある原作では、聖母が寝台の幼子の上に薄い布を持ち上げ、その背後にヨセフが立つ。16世紀半ばの名もない画家によるこのカンヴァスは、その仕草も寝台も老ヨセフも受け継ぎ、四人目の人物を加えた。手を合わせ、細い十字架を背にした幼い洗礼者ヨハネである。研究者によれば、手本となったのは同じ工房で育ったジュリオ・ロマーノの失われた一作だという。1916年からは、ラファエロの生まれた町ウルビーノのサント・スピリト聖堂に寄託されている。

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