
仕立屋にて(繕い物をする女たち)
作品情報
ストーリー
1878年、パリで万国博覧会が開かれ、まだ30歳前だったファヴレットは、友人でヴェネツィアの風景画家グリエルモ・チャルディとともにパリへ向かった。この小さな作品はおそらくその博覧会のために描かれ、彼はもう一点の作品《ラ・リチェッタ》とあわせてこれを出品した。主題は日常のひとこま、仕立屋の仕事場で繕い物をする女たちである。その年、美術誌『ガゼット・デ・ボザール』は彼の手法を当時フランスで高まっていた日本美術の流行と結びつけ、玉虫色に光る布地の丹念な描写に注目した。この絵は長く個人の手を渡り歩いたのち、トリノ市立美術館に収まった。