金貨を量る女性のいる室内

Pieter de Hooch · PD

金貨を量る女性のいる室内


作品情報

制作年
1659
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
61 × 53 cm

ストーリー

1660年ごろ、小さな町デルフトで、二人の画家がひそかに同じ着想に取り組んでいた。ヨハネス・フェルメールは、空の天秤を手にした女を、静けさのひとときのなかに描いた。同じ町に暮らすピーテル・デ・ホーホは、この主題に別の重みを与えた。彼の女は横向きに立ち、実際に金貨を量っている。毛皮で縁取った衣が、裕福な金貸しの妻であることを告げている。デ・ホーホの関心は、頭巾に半ば隠れた顔よりも、彼女を囲む部屋のほうにある。開いた戸口の向こうに、彼は「ドールケイキェ」、より奥の空間への抜けをこしらえ、そこでは見えない窓からの光がタイルの床に落ちている。ひと部屋を通してその先の部屋を見せるこの趣向が、まさにデルフトの画家たちの目印になりつつあった。

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