
イタリアの女性
作品情報
ストーリー
この絵には1898年という年記があります。ゲオルギ・ミトフがトリノでの学業を終え、すでに健康を損なってブルガリアへ帰った年です。描かれた女性がイタリア人なのは、彼がまだイタリアに暮らしていたからで、北イタリアのトリノにある古いアカデミア・アルベルティーナの学生でした。師はジャコモ・グロッソ、まさにこうした大きく間近にとらえた人物像で知られたイタリアの画家です。ミトフの世代のブルガリア人が本格的な修業を望めば、外国へ出るほかなく、彼は身近な人々を描きました。この絵を描いたとき23歳、残された時間はあと二年でした。