洗礼者聖ヨハネ

洗礼者聖ヨハネ


作品情報

アーティスト
グエルチーノ
制作年
1641
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
204 × 138 cm

ストーリー

1641年、三十年戦争は始まってから20年以上が過ぎ、皇帝フェルディナント3世はなおドイツでスウェーデン軍やフランス軍と戦っていた。この年、故郷チェントで仕事をしていたグエルチーノは一枚の絵を完成させる。初期の伝記作者カルロ・チェーザレ・マルヴァジアの記録によれば、皇帝陛下のための大きな絵で、荒野の聖ヨハネを描き、ウィーンへ送られたという。絵はいまもウィーンにある。

ここでのヨハネは若く、荒野で叫ぶ者の声として、片腕を高く上げ、指で天を指して悔い改めを呼びかけている。画家は彼をひらけた空の下、ほぼ正面向きに座らせ、くっきりした輪郭で、ゆったりした赤いマントに包んだ。準備素描が一つ残っていて、後から加えられた変更を教えてくれる。素描では、ヨハネの細い葦の十字架は膝の後ろにあったが、油彩では膝の前を通り、その全長が見えるようになっている。

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