ヨセフが父と兄弟をファラオに引き合わせる

ヨセフが父と兄弟をファラオに引き合わせる


作品情報

制作年
1515

ストーリー

1515年ごろ、フィレンツェの商人ピエルフランチェスコ・ボルゲリーニがマルゲリータ・アッチャイウォリと結婚し、その父は町でもっとも評判になる寝室を新郎新婦に贈ろうとした。彼はアンドレア・デル・サルト、ポントルモ、バッキアッカ、そしてグラナッチという当代随一の若い画家たちを一度に雇い、壁や婚礼の寝台、収納櫃をヨセフの生涯の場面で埋め尽くさせた。この板絵はグラナッチの手になる。描かれているのは物語の結末で、いまやエジプトで二番目に力を持つ身となったヨセフが、年老いた父ヤコブと、かつて自分を奴隷として売った兄弟たちをファラオの前に導く場面である。ヨセフが新婚の部屋に選ばれたのは、引き裂かれた一族における忠実さと赦しの手本だったからだ。のちに連作がばらばらにされると、この種の板絵はヨーロッパ各地へ散っていった。

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