
Andrea Mantegna / Giulio Campagnola · PD
ユディトとホロフェルネス
作品情報
ストーリー
晩年のマンテーニャは、色を捨てて石の彫刻のように見える単色の小品をいくつも描いた。宮廷の収集家たちは、この擬似彫刻のような絵を珍重した。ワシントンにあるこの『ユディトとホロフェルネス』も、1495年ごろのその一群に連なる。板の上に金と銀を用い、旧約聖書の女ユディトが、討ち取った敵将の首を侍女の袋へ収める場面を、まるで大理石の浮き彫りのように仕立てている。ただしマンテーニャ自身の手か、弟子のジュリオ・カンパニョーラらの手かは、専門家の間でも意見が分かれている。手のひらほどの小さな板のなかに、二人の女が首級を挟んで静かに立っている。




