カーレン・ビョルスタ

Edvard Munch · PD

カーレン・ビョルスタ


作品情報

制作年
1885
技法
油彩
種類
絵画
寸法
29 × 22.2 cm

ストーリー

1885年から翌年にかけて、ムンクは一枚の絵と格闘していました。死にゆく少女を描いては絵具を削り取り、また描き直す。その少女のかたわらで深くうなだれる黒髪の女性は、叔母カーレン・ビョルスタだと考えられています。この小さな肖像画は、まさに同じ時期に描かれたものです。カーレンは亡き母の妹で、1868年から一家の暮らしを切り盛りし、少年ムンクが絵を描くのを励ました人でした。のちに《病める子》と呼ばれるその絵は1886年にクリスチャニアで展示され、ある批評家は「捨てられた、半ば消しかけの下絵」とこき下ろしました。高さわずか29センチのこの肖像は、いまベルゲンにあります。1906年からムンクの作品を買い集め、画家の歩みをあらゆる段階でたどれるようにしたいと考えた実業家ラスムス・マイヤーのコレクションの一点です。

アプリには数千の物語。