
Edvard Munch · PD
カーレン・ビョルスタ
作品情報
ストーリー
描かれているのは、ムンクの母の妹カーレン・ビョルスタです。母が亡くなってから、彼女がムンク家の家事と子どもたちの世話を引き受けていました。一家の暮らしは楽ではなく、カーレンは野山で集めたコケや小枝で絵をこしらえ、ノルウェーの古い木造教会などを題材にして、クリスチャニアの手工芸品の店や旅行代理店を通じて売っていました。1888年のこの肖像画では、前掛けの上で手を組み、明るい色の木造の家の壁と庭のあいだに座っています。この年の晩夏から秋にかけて、ムンクはトンスベルグ近くのオスロフィヨルドの細い水道、ヴレンゲンでよく過ごしており、この絵もそこで描き始められたと考えられています。ムンクはのちに、自分を画家にするのにいちばん力になったのはおそらく彼女だった、と書き残しています。




