
Jan Vermeer van Haarlem the Elder · PD
砂丘のほとりの風景
作品情報
ストーリー
この板絵には対になる作品があります。1648年、20歳のヤン・フェルメール・ファン・ハールレムは、縦52センチ、横68センチというまったく同じ大きさで、もう一枚の砂丘の風景を対作品として描きました。二枚は20世紀の初めにロンドンの個人のもとで再び姿を現し、そこで別々の道をたどります。こちらは1907年にマウリッツハイスが購入しました。砂丘のそばの農家を描いたもう一枚は1908年にアムステルダム国立美術館に入り、1933年からはマウリッツハイスに貸し出されていますが、展示はされていません。
画面では、暗く重い空を背に木々の大きな塊がそびえ、その下の砂の道が低い地平線へと延びています。道端には小さな人物が何人か立ち止まっています。画家は J と v をひとつに組み合わせた「Jvmeer」の署名を入れ、年を書き添えました。