
牛追いと羊飼いのいる風景
作品情報
ストーリー
ラバにまたがった牛追いとその妻が牛の群れを道に沿って進ませ、左手では羊飼いの少年が羊たちとともに立っている。その上に広がる空は、地平線に向かって金色に染まっていく。ヤコブ・ファン・ストレイは1780年代初めにドルドレヒトでこの絵を描いた。幅80センチをわずかに超える板に描かれ、左下に「J. van Strij ft.」と署名がある。丘と温かな光は、17世紀ドルドレヒトの大風景画家アルベルト・カイプにさかのぼる。カイプは一世紀前、オランダの川辺の眺めを同じ金色のもやで包んでいた。人物の衣服に置かれたより鮮やかな色は、ファン・ストレイ自身のものだ。アムステルダム国立美術館がこの板絵を購入したのは1822年、画家の死から七年後のことだった。