
放牧する牛のいる風景
作品情報
ストーリー
この板絵は1765年の作で、翌年の日付をもつもう一枚と対になるよう描かれました。二枚は鏡に映したように呼応しています。ここでは羊飼いの男女が右側で休み、若者は女性にもたれかかり、そばに犬がいます。中央では、長くねじれた角をもつ白い雄ヤギが、横たわるヒツジたちの間に立っています。対の作品では、男女が左に座り、右に赤茶色の牛が寝そべっています。当時オーストリア国立美術館と呼ばれていたベルヴェデーレは、第一次世界大戦さなかの1916年に二枚をそろって購入し、1918年にはこの一枚を戦時中の新収蔵品展で公開しました。1926年には動物画をテーマにした展覧会にも出品されています。署名と年記は、休む男女のすぐ下、画面の下端にあります。
