
Edvard Munch · PD
木々と水のある風景
作品情報
ストーリー
1880年、16歳のエドヴァルド・ムンクは、ほとんど独学で絵を学んでいました。当時のノルウェーにはまだ美術アカデミーがなく、設立は1909年のことです。この国の風景画を有名にした画家たちも、ヨハン・クリスチャン・ダールはドレスデン、ハンス・グーデはデュッセルドルフと、ドイツで活躍していました。この小さな油彩は、縦14センチ、横17.5センチのボール紙に描かれています。右手には秋の黄色い葉をつけた白樺が並び、葉のあいだから白い幹がのぞいています。淡い水の向こうでは、黒っぽい針葉樹の岬が霧に溶けていきます。ムンク美術館のゲルド・ヴォルが2009年に刊行した全油彩画カタログでは7番とされ、最初期の作品のひとつです。署名はなく、個人蔵です。




