
Francesco Melzi · PD
レダと白鳥
作品情報
ストーリー
レオナルドは、白鳥を抱いて立つレダを描いたが、その原作は失われた。確かな最後の記録は1625年ごろのフォンテーヌブローで、すでに傷み、割れた板の上にあったという。ここにあるのは、最も忠実な模写のひとつ。描いたのはフランチェスコ・メルツィ、レオナルドの愛弟子で、師にフランスまで付き従い、その手稿を受け継いだ人物だ。レダの足もとでは、割れた二つの卵から四人の赤子が顔を出す。カストルとポルックス、ヘレネとクリュタイムネストラ、白鳥に姿を変えたゼウスとの間に生まれた子らである。この絵は長らくレオナルド自身の手になるものとされたが、今日ではメルツィの作とされている。


