ロンドン:サマセット・ハウスのテラスからウェストミンスター方面を望むテムズ川

Canaletto · PD

ロンドン:サマセット・ハウスのテラスからウェストミンスター方面を望むテムズ川


作品情報

アーティスト
カナレット
制作年
1750
技法
キャンバスに油彩
種類
絵画
寸法
107.6 × 187.9 cm

ストーリー

17世紀以来、ロンドンの眺望版画は南岸の上空から鳥瞰するように描かれるのが常で、川岸全体を収めるために何枚もの紙に分けて刷られた。カナレットもそれまでのテムズ川の眺めでは高い視点を選んでいたが、この絵では目の高さをほぼ地面まで下げている。立っているのは旧サマセット・ハウスのテラスで、視線は上流へ向かう。木立に半ば隠れたバンケティング・ハウスの先に、ウェストミンスター寺院と、スミス・スクエアのセント・ジョンズ教会の四つの塔が並ぶ。遠くには完成して間もないウェストミンスター橋が架かっている。テラスのすぐ先にそびえる黒っぽい細長い塔は木造で、テムズ川の水をくみ上げてストランド街の家々に水圧をかけて送る、ヨーク・ビルディングズ水道会社の給水塔だった。この塔は1829年に取り壊された。

作品の前にいるなら、カメラを向けて。アプリを入手。