アナラトスの画家のルートロフォロス

アナラトスの画家のルートロフォロス


作品情報

アーティスト
アナラトスの画家
制作年
-690
技法
粘土、黒褐色の彩色、輪郭線描とシルエット描法、線刻(原アッティカ式ルートロフォロス)
種類
陶器

ストーリー

この背の高い壺の上を、粘土の蛇が這っている。立体的にかたどられ、口縁、肩、把手に沿って貼りつけられたものだ。この時代のアテネの壺に表された蛇は、一般に死者のしるしと読まれており、このような大きな壺は墓のために作られることが多かった。これはルートロフォロスと呼ばれる器形で、高さ80センチ、紀元前700年から680年ごろにアテネで絵付けされた。

首の部分では、翼のある二頭のスフィンクスの下で、アウロスという二本管の笛を吹く女性をはさんで、枝を手にした男女が組になって踊っている。胴のまわりには、手綱を握る御者を乗せた二頭立ての戦車が四台、列をなして進む。人物は黒く塗りつぶしたシルエットで描かれ、馬の細部は塗りの上から線で刻まれている。壺は破片から接合されたもので、首と胴に欠けた部分がある。ルーヴルは1935年にこれを購入した。

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