聖人と天使に囲まれ玉座に座す聖母子

Didier Descouens · PD

聖人と天使に囲まれ玉座に座す聖母子


作品情報

制作年
1480
技法
油彩・板
種類
絵画
寸法
258 × 471 cm

ストーリー

玉座の聖母を中心に、聖人たちが左右に静かに立ち並ぶ。こうした構図はサクラ・コンヴェルサツィオーネ、聖なる語らいと呼ばれます。ジョヴァンニ・ベッリーニは、この主題をヴェネツィアで磨き上げた画家でした。1480年ごろのこの作品でも、玉座の背後には金地のモザイクが半円形に輝き、水の都の大聖堂サン・マルコの内部をそのまま思わせます。玉座の足もとでは、天使たちが楽器を奏でています。ベッリーニの光は輪郭を硬く刻まず、色と色をやわらかく溶け合わせるのが持ち味で、聖母子や聖人の肌にも穏やかな明るさが回っています。祭壇画として教会の薄暗がりに掛けられたとき、この金地はろうそくの光を受けて、いっそう深く輝いたはずです。

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