
Lorenzo Lotto · PD
聖カタリナ、大ヤコブ、天使とともにいる聖母子
作品情報
ストーリー
1527年ごろ、ロレンツォ・ロットは地方での長い仕事を終えてヴェネツィアに戻ったばかりで、聖母子と聖人たちを描いたこの一枚を仕上げた。長いあいだ、これが彼の作とは思われていなかった。1660年、あるヴェネツィアの著述家がハプスブルク家の帝室コレクションでこの絵を目にし、温かく賛美したが、年上のヴェネツィア画家パルマ・イル・ヴェッキオの手に帰した。人物の配置を、ロットはまさにそのパルマから借りていたのである。取り違えは何世紀も続いた。聖カタリナは殉教の車輪を抱え、大ヤコブは巡礼者の杖を持ち、玉座のかたわらから天使が身を乗り出している。




