
Lorenzo Lotto · PD
マルシリオ・カソッティと花嫁ファウスティーナ
作品情報
ストーリー
ロットはこの二人一組の肖像に、1523年、ベルガモで署名し年記を入れた。イタリアで描かれた最初の本格的な結婚肖像としばしば呼ばれる。裕福な毛織物商の息子マルシリオ・カソッティが、ファウスティナの指に指輪をはめる。注文したのは花婿の父だった。夫婦の背後では、小さな翼のあるクピドが木の軛を二人の肩に下ろしている。これはラテン語で聞こえる洒落である。結婚を意味する coniugium という語は、文字どおり一つの軛に結ばれた者たちを指す。軛からは常緑の月桂樹が芽吹く。徳と永遠の愛のしるしだ。ファウスティナの真珠の首飾りには、模範的な妻とされたローマ皇后大ファウスティナのカメオが下がっている。




