幼児聖ヨハネを伴う聖母子

幼児聖ヨハネを伴う聖母子


作品情報

制作年
1513
技法
板に油彩
寸法
80 × 60 cm

ストーリー

同じ部屋には、数年後にアンドレア・デル・サルトが自らの手で描いた、ずっと大きな聖母子の絵が掛かっています。こちらの小さな板絵は1513年頃の作で、美術館は慎重に「アンドレア・デル・サルトと工房」としています。構図は師のものと認められています。疑問が向けられるのは二人の子どもの描き方で、助手の手を思わせます。候補として挙がる名前の一つが若きヤコポ・ポントルモで、ヴァザーリによれば一時期アンドレアのもとで働いていました。二枚を見比べると、フィレンツェの親方と弟子たちがどのように仕事を分け合ったかがよく分かります。幼子イエスが握っているのはゴシキヒワで、将来の受難を暗示する鳥です。背後にはトスカーナの風景が広がります。この板絵は、遅くとも1693年にはボルゲーゼ家のコレクションに入っていました。

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