謙譲の聖母

謙譲の聖母


作品情報

制作年
1371
技法
板にテンペラ
種類
絵画
寸法
54 × 30 cm

ストーリー

この聖母には玉座がありません。床にじかに座って幼子に乳を与えており、その低い座り方がこの図像の名の由来です。「謙譲の聖母」は、ラテン語で大地を意味するフムスにちなむもので、14世紀のシエナの画家たちに大変好まれた型でした。ニッコロ・ディ・ブオナッコルソは聖母を小さな部屋に置き、その背後の長椅子には本と裁縫道具、いくつかの手仕事の布が載っています。どれも家庭のありふれた品です。2022年、ルーヴルは静物画の歴史をたどる展覧会でこの板絵を展示しました。上部の破風には、赤いセラフィムに囲まれた父なる神が現れています。

この板絵は美術商アルフレッド・シュトレーリンのコレクションに由来します。1976年、ローザンヌのラニーニ=シュトレーリン夫人が、使用権を自分に残したままルーヴルに寄贈し、作品が実際に美術館に入ったのは2011年のことでした。

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