
Edvard Munch · PD
浜辺の男と女
作品情報
ストーリー
1907年、ムンクはドイツで暮らしていました。ベルリンで仕事をし、夏はバルト海沿いの保養地ヴァーネミュンデで過ごしています。それでもこの年に描いたのはノルウェーの浜辺です。弧を描く海岸線と、水面に落ちる柱のような月の光は、彼が何度も夏を過ごしたオスロ・フィヨルドの小さな町オースゴールストランのモチーフで、2010年にはムンクとこの浜辺をテーマにした展覧会にも出品されました。ムンク美術館は、この絵を1904年の《浜辺の若者たち》と関連づけています。それはリューベックの眼科医マックス・リンデが子ども部屋のために注文したフリーズの一枚でしたが、リンデは恋人たちの姿が子どもには向かないとして受け取りを断り、絵はムンクの手元に戻りました。この作品では二人が画面の手前ぎりぎりまで引き寄せられ、前に暗い上着の男、そのすぐ後ろに幅広の黄色い帽子の女性がいます。




