
Albrecht Dürer · PD
デューラー家とホルパー家の結婚紋章(父アルブレヒト・デューラー肖像の裏面)
作品情報
ストーリー
多くの来館者は、デューラーが描いた父の肖像の表面しか目にしない。板を裏返すと、同じ1490年に描かれたもう一枚の絵が現れる。そこには二つの紋章が寄り添うように描かれている。一方はデューラーの母バルバラの実家、ホルパー家のもの。もう一方の「開いた扉」はデューラー家のもので、これはほとんど言葉遊びに近い。一族はハンガリーのアイトーシュという村の出身で、その地名は「扉」を意味し、ニュルンベルクに定住したのち父は姓をデューラーと改めた。二つの家の紋章を組み合わせて肖像画の裏面に描くことは、当時のドイツの工房ではよく行われ、作品そのものに結婚を書き留める手立てだった。




