
聖カンティウス、カンティアヌス、カンティアニッラの殉教(内側);キリストの復活(外側)
作品情報
ストーリー
赤い柱の上には冠をかぶった金色の偶像が据えられている。伝説では、カンティウス、カンティアヌス、カンティアニラの三人は、こうした異教の神々への供犠を拒んで命を落とした。柱の前には重い刃を備えた木の枠が立っている。フランスのギロチンよりはるか以前からドイツ語圏で知られていた斬首の装置である。殉教者のひとりはすでに息絶え、体は地面に折れ伏し、赤い帽子をかぶったままの首が枠のそばに転がっている。青いドレスのカンティアニラは両手を組み、兵士に前へと引かれていく。その後ろには1510年頃の流行の服をまとった群衆が押し寄せている。この翼の外側には、旗を手に墓から出てくるキリストと、まだ眠り込んでいる番兵たちが描かれている。
