
肉食日の献立と台所用具
作品情報
ストーリー
シャルダンの時代のパリでは、鍋に何を入れるかを決めたのは教会暦でした。金曜日や40日間の四旬節、そのほかの斎日は肉を断つ小斎の日で、それ以外の日は肉を食べてよい日でした。シャルダンはこの2種類の食事を対の作品として描き、こちらは肉の日の献立です。鉤には生の肉が吊るされ、銅鍋が横倒しになってその上に網杓子が渡され、石の棚にはパン、緑の釉薬をかけた水差し、暗い色の瓶が並んでいます。
シャルダンはこの対作品を小さな画面で、しかもめったに使わなかった銅板に描き、本作の右下に「Chardin 1731」と署名と年記を入れました。対をなす小斎の日の献立もルーヴルにあり、美術館は1852年に2点をまとめて購入しました。




