
朝の訪問
作品情報
ストーリー
八百屋が朝の配達を終え、次へ向かう前に台所のテーブルでパイプに煙草を詰めながら、小さな男の子を連れて立つ女中とおしゃべりをしている。床にはレタスや人参の入った籠が置かれている。デ・レリーはこの場面を1796年に、100年以上前の17世紀オランダの台所画にならって描き、土器の水差し、暖炉棚の錫器、白いタイルを背にした真鍮の器と、あらゆる質感を丁寧に描き分けた。1808年、ルイ・ボナパルト王がアムステルダムに創設した新しい王立美術館が存命のオランダ人画家の作品を買い集めていたとき、この板絵はコレクションに加えられた。現在はアムステルダム国立美術館の18世紀絵画の展示室に掛かっている。
