
Alfred Sisley · PD
ルーヴシエンヌ近郊
作品情報
ストーリー
1870年ごろ、パリの西にあるルーヴシエンヌの村は画家だらけだった。カミーユ・ピサロが住み、オーギュスト・ルノワールの両親も同じ村に家を持ち、シスレーもすぐ近くに腰を落ち着けた。1876年には、その集まりはほどけていた。ピサロはポントワーズへ移り、シスレーは前の年に坂を数キロ上がったマルリー・ル・ロワへ越していたが、それでも何度も戻ってきてルーヴシエンヌの外れの斜面や小道を描いた。この一枚は縦長の画布に描かれている。高さ61センチ、幅46センチで、野の景色にはあまり使われない形である。ケルンに来たのは2001年、スイスの収集家ジェラールとマリゾル・コルブー夫妻が170点を超える印象派と新印象派の絵をヴァルラフ・リヒャルツ美術館に永久貸与したときのことだった。以来、美術館の名にはこの夫妻の名が並んでいる。




