ネロの松明

Henryk Siemiradzki · PD

ネロの松明


作品情報

制作年
1876
技法
油彩
種類
絵画
寸法
385 × 704 cm

ストーリー

クラクフ国立美術館が収集を始めたとき、最初に収められたのがこの一枚だった。ローマで活動したポーランドの画家ヘンリク・シェミラツキが1879年に若い美術館へ寄贈し、収蔵番号一番として記録された。ここからコレクション全体が育っていった。描かれる場面は陰惨だ。大理石のテラスで、ネロとその宮廷が、杭に縛られた信徒たちが皇帝の庭園を照らす生きた松明として今まさに火をつけられるのを眺めようとしている。ローマの歴史家タキトゥスが書き残した刑罰である。ロシア支配下のポーランド人は、この絵を自分たちの受難の姿として見た。シェミラツキは見物する群衆を、犠牲者そのものよりも大きく、丁寧に描いている。

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