
裸体
作品情報
ストーリー
1877年ごろ、ポリフロニス・レンベシスはミュンヘンにいました。アカデミーでは古代彫刻の石膏像を写す課程を終えてから、生きたモデルを前にした油彩に進みます。彼は1879年までミュンヘンにとどまり、アテネの国立美術館にはこの時期の人体習作が何点か残っています。
当時、志のあるギリシャ人画家はほぼ全員がミュンヘンへ向かいました。だから彼らの世代は美術史でいまもミュンヘン派とまとめて呼ばれます。1880年に帰国してからのレンベシスは、裕福なアテネの家庭の肖像で暮らしを立て、のちには故郷の風景と教会の注文仕事に向かいました。縦87センチ、横116センチのこの画面は、本館に展示されています。