
雄鶏の羽をむしる老女
作品情報
ストーリー
1656年3月、ライデンでアブラハム・デ・パーペの手元にあった絵の一覧が作られた。そのなかに「een vroutgen die een haen plockt」、つまり「雄鶏の羽をむしる小柄な女」という項目がある。この板絵を所蔵するマウリッツハイス美術館は、それがまさにこの絵かもしれないと考えている。左下に A. DE PAPE の署名があり、美術館は制作を1650年頃としている。
鳥の羽をむしるのは台所のありふれた仕事で、デ・パーペと同世代のライデンの画家たちは、こうした家事を収集家向けの小さく精緻な絵に仕立てた。板の高さは49センチである。
1827年にアムステルダムでヘリット・ミュラーのコレクションとともに売りに出され、同じ年にマウリッツハイス美術館のために購入された。2010年からはハーグのウィレム5世ギャラリーに掛かっている。