
花綱を持つ二人の横たわる女性を描いた扉上装飾画
作品情報
ストーリー
1740年代から1780年代にかけて、アムステルダムの室内装飾の好みは、ロココの渦巻く装飾から、古代ローマに範をとった落ち着いた形へと移っていった。1786年ごろにユリアーン・アンドリーセンが描いたこの扉上装飾画は、その後の時代に属する。扉枠の上部を囲むように切り抜かれ、古代風の衣をまとった二人の女性が、切り抜きの斜めの縁に沿って身を横たえている。
一人はぶどうの葉と房の冠をかぶり、葉の茂った枝を手にし、もう一人は花綱を垂らしている。二人のあいだには果物の花綱が吊り下がる。アムステルダム国立美術館はこれを1740年代に装飾された運河沿いの邸宅の一室に展示しているが、館の説明によれば、この部屋には後から加えられたものだという。部屋と同じく、アムステルダム博物館の所蔵である。