
Edgar Degas · PD
ロレンツォ・パガンスの演奏を聴くドガの父
作品情報
ストーリー
画家の父オーギュスト・ド・ガは、1874年にナポリで亡くなりました。それからおよそ20年後、息子は父をもう一度絵の中に呼び戻し、スペイン出身のテノール歌手ロレンツォ・パガンスとそのギターのそばに座らせました。ドガは1870年頃、実家の音楽の夕べを舞台にこの二人をすでに描いています。この絵は、父もあの夕べもとうに過去のものになってから、同じ場面に戻った作品です。制作は1895年頃とされ、縦横およそ81センチと84センチのほぼ正方形です。ドガの死後、この絵は甥のアンリ・フェーヴルに渡りました。フェーヴルは初期の一点も持っていて、1925年6月、二枚はパリの同じ競売に、続き番号で出品されました。1996年にはロンドンとシカゴで開かれたドガ晩年の展覧会に出品されています。現在はボストン美術館に展示されていますが、所有者は個人のイザベル&スコット・ブラック・コレクションで、美術館への貸与作品です。1925年の競売に並んだ初期の一点のほうは、美術館自身の所蔵品です。




