
I, Sailko · CC-BY-SA-3.0
農民
作品情報
ストーリー
1907年、ルーマニアの農村で大規模な農民一揆が起きた。土地と重い小作の負担をめぐる不満が各地で噴き出し、軍によって激しく鎮圧された、この国の近代史でも大きな出来事である。バルタザールがこの『農民たち』を描いたのは、まさにその年のことだった。アルメニア系ルーマニア人の彼は、美術批評も書き、ルーマニアの民俗美術に深く関心を寄せた画家である。農村の人々は当時、国の姿そのものとしても、また社会問題の中心としても、画家たちの目を引く主題だった。バルタザールはこの二年後、29歳で早世する。
