ペルセウスとメドゥーサ

ペルセウスとメドゥーサ


作品情報

制作年
1650
技法
油彩

ストーリー

ペルセウスは、メドゥーサの物語でいちばん難しいことをやってのけたところだ。一度も彼女を見ないまま、その首を斬り落としたのである。マッフェイはその仕掛けを画面のなかにそのまま描き込む。アテナが貸した磨かれた盾を斜めに構え、英雄は映った像を頼りに戦い、生者を石に変えるまなざしと決して目を合わせない。彼はこの戦いを月光のもとに置き、きわめて速く自由な筆で描いたため、人物は実体を失って輪郭が溶け、半ば肉体、半ば幻影となって、みずからも変身の途上にあるかのように見える。マッフェイは殺害がなされる混乱した一瞬で場面を止めている。オウィディウスによれば、メドゥーサの斬られた首から噴き出す血から、翼のある馬ペガソスが生まれることになる。

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