ピエタ

I, Sailko · CC-BY-SA-3.0

ピエタ


作品情報

アーティスト
ブラマンティーノ
種類
絵画

ストーリー

ブラマンティーノと呼ばれた画家、本名バルトロメオ・スアルディは、16世紀初めのミラノで活動した。当時のミラノはスフォルツァ家の宮廷とフランス軍の占領が入れ替わる不安定な時代で、彼はやがてフランチェスコ二世・スフォルツァの宮廷画家となる。あだ名の由来である建築家ブラマンテから学んだ幾何学的な空間感覚と、ミラノに滞在したレオナルドの影響が、この《ピエタ》にもうかがえる。息子の亡骸を抱く聖母の場面を、彼は激しい嘆きとしてではなく、静かで硬質な形として描く。人物は彫刻のように整理され、余分な動きは削ぎ落とされている。ブラマンティーノは建築家・理論家としても知られ、遠近法や幾何学をめぐる著作も残した。

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