
Jacek Malczewski · PD
ポーランドのハムレット。アレクサンデル・ヴィエロポルスキの肖像
作品情報
ストーリー
1903年、ポーランドは一世紀以上も地図から姿を消していた。ロシア、プロイセン、オーストリアに分割されていたのである。「若きポーランド」を代表する画家マルチェフスキは、この民族の問いを一人の男の選択として描く。中央に立つのはアレクサンデル・ヴィエロポルスキ。その祖父は1860年代に皇帝と折り合いをつけようとした政治家だった。彼は小さな白い花を手に、なかなか決心がつかない。右には鎖につながれた白髪の老女、屈服し諦めたポーランド。左にはほとんど裸の若い女が鎖を断ち切る、まだ解放されうるポーランドだ。題名はハムレット、二つの運命を前にした迷いを指している。

