
Luca Signorelli · PD
聖人たちの多翼祭壇画
作品情報
ストーリー
この巨大な祭壇画は、描かれた教会から一度も動いたことがなく、今もアルチェーヴィアのサン・メダルド参事会教会の主祭壇の上に立っている。1507年、マルケ地方の山あいの小さな町アルチェーヴィアの自治体が、ルカ・シニョレッリにこれを注文した。画家は当時すでに60歳近く、ローマで教皇ユリウス2世のために働いたのち、戻ってきたばかりだった。彼は聖母の玉座の段に署名と年記を残している。中央では聖母子が聖人たちに囲まれて座り、その中には聖セバスティアヌスや、町の守護聖人メダルドゥスがいる。台座の部分には、キリスト降誕やエジプトへの逃避の小さな場面が並ぶ。これほどの大仕事には多くの手が要り、老いた巨匠を弟子たちが助けた。その一人が若きジローラモ・ジェンガである。




