オンフルール近郊の港

Eugène Louis Boudin · PD

オンフルール近郊の港


作品情報

制作年
1855
技法
油彩
種類
絵画

ストーリー

1850年代半ば、オンフルールの港は勢いを失いつつありました。セーヌ河口の対岸にあるル・アーヴルが外洋船の大きな港として発展し、オンフルールの岸壁には漁船や沿岸を行き来する小舟が残されていたのです。オンフルールに生まれ、ル・アーヴルで育ったブーダンは、そうした港の日常を描きました。岸辺では帽子をかぶった三人の男が、手漕ぎ舟に腰かけたオレンジ色のシャツの男と話し込み、その向こうでは帆船が静かな水面に浮かんでいます。縦19センチ、横28センチほどの小さな板絵で、制作は1854年から1857年ごろ。ブーダンの名を広めたトルーヴィルの華やかな浜辺の絵より、十年ほど前の作品です。左下には画家の署名があります。

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